土井勝
家庭料理の研究・普及に生涯を捧げ、「おふくろの味」を流行語にした料理研究家。妻・土井信子、長男・土井敏久、次男・土井義晴はいずれも料理研究家。海軍経理学校を卒業後、兵役につき戦艦「大和」の乗組員となった。戦後、「関西割烹学院」(のちの「土井勝料理学校」)を設立、優れた指導者として家庭料理の普及に尽力した。今なおベストセラーとなっている『日本のおかず500選』をはじめ多数の著書がある。また、NHKの料理番組「きょうの料理」やテレビ朝日の料理番組「土井勝の紀文おかずのクッキング」などにも出演、上品で柔らかな口調と丁寧な教え方から主婦を中心に人気を集め、人気料理研究家としてお茶の間にも親しまれた。
反応