坂本龍一
坂本 龍一(さかもと りゅういち、Sakamoto Ryūichi、1952年1月17日 – )は、日本のミュージシャン、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、ピアニスト、キーボーディスト、シンセシスト。東京都出身。
世界的に活動している日本人ミュージシャンである。その音楽性は幅広く、クラシック音楽が根幹にあるものの、民俗音楽、現代音楽にも造詣が深い。
幼いころから作曲を学び、東京芸術大学在学中にスタジオ・ミュージシャンとして活動を開始。1970年代後半よりソロやKYLYNバンドのメンバーとして活動する一方、メンバーとして参加した音楽グループ「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」が国内外で商業的成功を収め、人気ミュージシャンとなる。YMO時代にテクノポップやニュー・ウェイヴの分野で活動したことは広く知られているが、その後は一つのところに留まらず、現代音楽の手法を使った作品の発表、ロックとテクノの融合、ワールドミュージック、ヒップホップやR&Bなどのブラックミュージックを織り交ぜたポップス、オペラの作曲およびプロデュース、クラシックやボサノヴァのユニットを結成してのワールドツアー、近年はアンビエントやエレクトロニカの作品を発表するなど、ジャンルを超越して多彩な作品を発表している。
自身の音楽活動のほか、プロデューサーやアレンジャーとしても活動し、他のアーティストへの楽曲提供も数多く行っている。また、映画『戦場のメリークリスマス』で映画に俳優として出演し、映画音楽も手掛け、日本人初の英国アカデミー賞の作曲賞を受賞した。1987年公開の『ラストエンペラー』[注 1]では日本人初のアカデミー作曲賞を受賞し[注 2]、また同曲でゴールデングローブ賞、1989年第31回グラミー賞最優秀オリジナル映画音楽アルバム賞など世界的な音楽賞を総なめした。1990年、映画『シェルタリング・スカイ』のサウンドトラックを担当しロサンゼルス映画批評家協会賞の作曲賞、1991年にゴールデングローブ賞 作曲賞を受賞した。以降、国内外の映画音楽を手掛け、映画音楽家としての地位を築いた。
基本情報 | |
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出生名 | 坂本龍一 |
別名 | 教授、坂本教授 |
生誕 | 1952年1月17日(67歳) |
出身地 | 日本 東京都中野区 |
学歴 | 東京芸術大学大学院修士課程 |
ジャンル |
映画音楽 ニューエイジ エレクトロニカ J-POP テクノポップ フュージョン ニュー・ウェイヴ 沖縄音楽 アンビエント イージーリスニング ボサノヴァ ハウスミュージック ワールドミュージック ほか… |
職業 |
作曲家 キーボーディスト 音楽プロデューサー 編曲家 |
担当楽器 |
キーボード シンセサイザー ピアノ オルガン ストリングス ドラム ボーカル |
活動期間 | 1978年 – |
レーベル |
日本コロムビア (1978 – 1979) アルファレコード (1978 – 1983) MIDI/SCHOOL (1984 – 1986) CBSソニー/TERRAPIN (1987) ヴァージン・レコード (1989 – 1991) 東芝EMI (1981,1993) フォーライフ・レコード/güt (1994 – 1997) ワーナーミュージック・ジャパン (1998 – 2006) commmons (2006 – ) |
共同作業者 |
りりィ&バイバイセッションバンド 細野晴臣 高橋幸宏 矢野顕子 ( – 1993年まで) 忌野清志郎 デヴィッド・シルヴィアン |
公式サイト | sitesakamoto.com |
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