夏八木勲

夏八木勲│無料動画│showa 00397 m

映画『戦国自衛隊』『野生の証明』をはじめ300本以上もの映画やドラマに出演し、独特の空気感と抜群の演技力で存在感を発揮した俳優。本名は同じ。なお、一時期、芸名を夏木勲としていた。慶應義塾大学文学部を中退後、劇団俳優座の俳優養成所に入所。同期には、原田芳雄、林隆三、村井国夫、地井武男、小野武彦、太地喜和子らそうそうたる顔ぶれがおり、のちに「花の15期生」と呼ばれた。映画デビューは1966年の東映映画『骨までしゃぶる』。同年、五社英雄監督の『牙狼之介』では主演を果たした。以降、アクション映画、時代映画、やくざ映画といったハードなものからホームドラマやコメディまで幅広いジャンルの映画・ドラマに次々に出演した。2012年にはすい臓がんが発覚していたが、病気を公にせず闘病生活を送るなかでこれまでと変わらぬペースで精力的に仕事をこなしていた。代表作に、映画では『白昼の死角』『鬼龍院花子の生涯』『十一人の侍』『人間の証明』『柳生一族の陰謀』『悪魔が来たりて笛を吹く』『希望の国』など、ドラマでは『真田太平記』『鬼平犯科帳』シリーズ、『富豪刑事』『だんだん』など多数。2013年3月、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。

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