大河内傳次郎

大河内傳次郎│無料動画│showa 00264 m

「丹下左膳」を演じ一世を風靡した時代劇の大スター。本名は大辺男(おおべますお)。新国劇に入り「室町次郎」の芸名で舞台に立ったあと、1925年、日活に移り「大河内傳次郎」を名乗って映画界に入った。翌1926年、伊藤大輔監督『長恨』の主演に抜擢され注目を集めるようになると、以降、日本映画屈指の名作ともいわれる『忠次旅日記』三部作や丹下左膳役が人気となった『新版大岡政談』をはじめ、『血煙高田馬場』『素浪人忠弥』などの伊藤監督作品に主演し、「阪妻」こと阪東妻三郎とともに時代劇の大スターとなった。戦後は、黒澤明監督の『わが青春に悔いなし』など黒澤映画にも出演し、存在感を見せ付けた。ちなみに大河内は極度の近視で非常に度の強いメガネをかけていた。また、1931年に京都嵯峨にある亀山山頂に「大河内山荘」と呼ばれる広大な山荘を建設、現在、一般公開がされている。

反応