宋憲そうけん

宋憲そうけん

宋憲といい、字も出身地も不明である。呂布の部将として、各地を転戦した。198年12月、曹操に追い詰められ下邳城に立て篭ったとき、同僚の魏続・宋憲と共に反乱を起こし、呂布の参謀陳宮、高順らを捕縛して、曹操を城内に招き入れた。呂布配下の八健将(序列第7位)として登場する。最初の曹操との戦いでは、曹操を後一歩まで追い詰めたが、曹操配下の部将・典韋に撃退された。袁術との戦いで、魏続と共に袁術側の部将・陳蘭と戦い、これを撃破した。下邳城攻防戦で、侯成、魏続と反乱を起こし、陳宮、高順、呂布らを生け捕りにした。また、呂布が刑場に引かれていく際には、呂布と罵り合いをした。200年、官渡の戦いで、曹操に随従して出陣し、袁紹軍の勇将・顔良に挑んだが、3合も打ち合えずに討ち取られた。

反応