宮澤喜一

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第78代内閣総理大臣を務めた政治家。経済企画庁長官、衆参院議員、通商産業大臣、外務大臣、内閣官房長官、大蔵大臣、郵政大臣、農林水産大臣、財務大臣などの要職を歴任した。東京帝国大学法学部政治学科を卒業後、大蔵省に入省、池田勇人蔵相秘書官などを経て、1953年、参議院議員として政界入りを果たした。やがて自民党を代表する若手政治家として注目されるようになり、総裁候補と目されるまでになっていった。そして、1991年、72歳にして内閣総理大臣に就任。在職中には、PKO協力法の成立、天皇の戦後初の訪中実現などを行った。だが、1993年に内閣不信任案が提出され総選挙が行われると自民党は敗北、宮澤は長期にわたり政権を握っていた自民党時代の最後の首相となった。その後、小渕恵三内閣が発足すると大蔵大臣就任を熱望され再び大蔵大臣に就任した。首相経験者の蔵相就任は異例のことであった。2003年に政界を引退して以降はご意見番として活躍していたが、2007年6月28日、老衰のため他界した。政界随一ともいわれるほど英語が堪能であった。

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