岸田劉生

岸田劉生│無料動画│showa 00142 m

大正から昭和初期にかけて活躍した洋画家。娘・麗子をモデルとした『麗子五歳之像』『麗子微笑』などのいわゆる「麗子像」シリーズが特に有名。洋画家・黒田清輝に師事し絵を学び、1912年、高村光太郎らとともにヒョウザン会を結成、本格的に画壇へデビューする。その後、無骨な写実性と深い精神性をあわせもつ独自の会が様式を確立、『切通しの写生(道路と土手と塀)』(重文)や麗子の肖像など数々の傑作を生み出した。だが、1929年、生涯ただ一度の海外旅行から帰国した直後、滞在先の山口県徳山(現在の周南市)にて尿毒症のため38歳の若さで他界した。非常に潔癖症であったという。

反応