岸田國士

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劇作家、演出家、小説家、評論家、翻訳家、評論家。女優・岸田今日子の父。代表作に戯曲『牛山ホテル』『チロルの秋』、小説『暖流』『双面神』、翻訳小説『にんじん』などがある。父が陸軍軍人だったことから陸軍士官学校に入り、その後、少尉として久留米に配属された。だが、文学で成功することを志し父に勘当されながらも軍人をやめ、東京帝国大学に入学しフランス文学や近代演劇を学んだ。1920年にはフランスに渡り同地で演劇を学んでいたが、父の訃報を受け1923年に帰国した。帰国後、『古い玩具』『チロルの秋』『命を弄ぶ男ふたり』『牛山ホテル』『紙風船』などの戯曲を次々と発表、1937年には劇団文学座を結成した。演劇人として精力的に活動していたが、1954年、舞台稽古中に脳卒中で倒れ緊急搬送されたが、翌日、他界した。演劇界に残した功績は多大で、その功績を讃えるとともに若手劇作家の育成を目的にした「岸田國士戯曲賞」が死後設立された。また、2011年3月26日には岸田の原作を現代風にアレンジしたオムニバス映画『紙風船』が公開された。

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