曽利文彦

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曽利 文彦(そり ふみひこ、1964年5月17日 – )は、日本の映画監督、CG監督、映像クリエイター。大阪府出身。OXYBOT株式会社取締役

両親は広島県三次市の出身。映画『未知との遭遇』に強い感銘を受け、中学生の頃には既に映画監督を志望。学生時代はパソコン上でCGのプログラムを組むといった、CG制作に関するスキルを身に着けていた

1986年、TBSテレビに入社し、5年間電波設備の設計やアンテナ設置の仕事に就くが、のちに設立されたTBS開発局デジタル開発センターCG部(以下、TBS・CG部)に異動になったことにより、映画制作への道を歩み始める。1996年に社費留学制度を用いアメリカ・南カリフォルニア大学に入学、同大学で映画学科を専攻した。1997年、在学中にアメリカのVFX会社デジタル・ドメインにて、映画『タイタニック』にCGアニメーターとして参加。その後帰国し、映画『ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer』(2000年)など多くの劇場作品で、VFXスーパーバイザーを務めたほか、テレビドラマでも『ビューティフルライフ』(2000年)、『池袋ウエストゲートパーク』(2000年)等のドラマで、タイトルバックやVFXシーンを手がけた

2002年の『ピンポン』で映画監督デビュー[注釈 1]。第26回日本アカデミー賞にて優秀作品賞、優秀監督賞を受賞、第24回ヨコハマ映画祭にて新人監督賞を受賞。2004年には、自身初の3DCGアニメ映画『APPLESEED』をプロデュース。モーションキャプチャー(実際の役者の演技をCGキャラクターに反映させる技術)とトゥーンレンダリング(3DCGのキャラクターをセルアニメ調に変換する技術)を組み合わせた「3Dライブアニメ」という独自の手法で注目を集めた。同年12月、所属していたTBS・CG部の主要メンバーらと共に映画制作会社OXYBOTを設立し、同社の取締役に就任した。2007年8月には「3Dライブアニメ」による作品の第二弾となる『ベクシル 2077日本鎖国』にて監督・脚本を務める。この映画はOXYBOTとしては初めて同社が手掛ける長編アニメーション作品となり、第60回ロカルノ国際映画祭のオープニング作品に選ばれた他[10][11]、ロンドン国際映画祭、トロント国際映画祭、釜山国際映画祭など多くの映画祭に招待された[12][13][14]。その後も映画制作のみならず、2009年10月にはドリカム20周年ライブビデオ『20th Anniversary DREAMS COME TRUE CONCERT TOUR 2009 “ドリしてます?”』の映像監督を務めるなど活動の場を広げている。

第30回東京国際映画祭にて(2017年10月)
生年月日 (1964-05-17) 1964年5月17日(55歳)
出生地 日本・大阪府
職業 映画監督、CG監督、映像クリエイター
ジャンル 映画、テレビドラマ、アニメーション、ミュージック・ビデオ
活動期間 2002年 –
活動内容 1986年:TBSテレビ入社
1996年:アメリカ・南カリフォルニア大学映画学科に入学
1997年:映画『タイタニック』にCGアニメーターとして参加
2000年:帰国後、VFXスーパーバイザーとして活躍
2002年:映画『ピンポン』で映画監督デビュー
2004年:映画『APPLESEED』プロデュース
2004年:映画制作会社OXYBOT設立
2007年:映画『ベクシル 2077日本鎖国』監督・脚本
主な作品
『ピンポン』
『ベクシル 2077日本鎖国』
『ICHI』
『あしたのジョー』
『鋼の錬金術師 (実写映画)』
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