松本清張

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日本の小説家。推理小説、時代小説、歴史小説だけでなくノンフィクションのジャンルでも数多くの傑作を残した。もともと作家志望ではなかったが、1951年、朝日新聞社勤務中に書いた処女作『西郷札』が『週刊朝日』の「百万人の小説」の三等に入選したことをきっかけに作家となった。1953年には『或る『小倉日記』伝』が選考委員の1人だった坂口安吾から激賞され、第28回芥川賞を受賞。以後、本格的に作家活動を開始すると『張り込み』『点と線』『黒い画集』などの作品を驚異的なスピードで発表、多くのベストセラーを生み出し一大清張ブームを巻き起こした。1960年にはノンフィクション『日本の黒い霧』の連載を開始、同作は「黒い霧」という流行語を生むほどの話題となった。また、1963年には江戸川乱歩の後任として日本推理作家協会理事長になっている。清張の執筆意欲は晩年になっても衰えず、1992年に肝臓がんのため死去するまで精力的に新作の取材を行っていた。代表作は『点と線』『ゼロの焦点』『黒革の手帳』『砂の器』など多数。

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