柳家小さん (5代目)
昭和を代表する落語家のひとり。落語家としてはじめて人間国宝に認定された。本名は小林盛夫。範士七段の段位を持つ剣道家でもある。息子は落語家の六代目柳家小さん、孫も落語家で柳家花緑。弟子に七代目(自称五代目)立川談志がいるが、のちに破門している。『時そば』など蕎麦をすする芸は日本一といわれるほどの名人芸。また百面相を披露するほど豊富な表情を持っていた。永谷園の即席みそ汁「あさげ」「ひるげ」「ゆうげ」のテレビCMキャラクターとして発売当初から出演し、落語を知らない層からも人気を博した。ちなみに小さんの死後は孫の柳家花緑がCMを引き継いでいる。
反応