田中一光

田中一光│無料動画│showa 00247 m

日本におけるグラフィックデザインの第一人者として知られるグラフィックデザイナー。 京都市立美術専門学校(現:京都市立芸術大学)卒業後、鐘淵紡績に入社、その後、産経新聞に入社した。1954年にはタンゴ「オルケスタティピカ カナーロ」のポスターで、東京ADC銅賞を受賞し注目を集めるようになった。そして、1957年に広告デザイン会社「ライトパブリシティ」に入社すると、次々と広告を手がけた。1960年、日本デザインセンターの創設に参加したが、3年後に独立し「田中一光デザイン室」を開いた。1964年に開催された東京オリンピックでは、参加メダルの背面デザインを手がけている(表面は岡本太郎)。また、1968年に開催された日本万国博覧会(通称:大阪万博)では政府館1号館の展示設計責任者としてその設計に携わった。そのほか、セゾングループのクリエイティブディレクターとして、「無印良品」のアートディレクションを担当したことでも知られる。傑作ポスターとして名高い「産経観世能」などのポスター作品を筆頭に、ブックデザインやシンボルマーク、環境デザインなど幅広いジャンルで活躍し、紫綬褒章をはじめ数多くの賞を受賞した。

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