白鳥由栄

白鳥由栄│無料動画│showa 00599 m

4回の脱獄をしたことで知られ『昭和の脱獄王』の異名を持つ受刑者。うち、1回は脱獄不可能とされた網走刑務所であり、刑務所の採光窓から白鳥が脱獄するシーンは、網走にある監獄博物館で現在再現されている。当時としては179cmと身長が高く、また人並みはずれた怪力の持ち主で、なにより尋常ならざる根気の持ち主であった。脱獄方法は多様であり、青森刑務所では針金で作った合鍵による解錠、秋田刑務所では手製の金工鋸での鉄格子切断、網走刑務所ではみそ汁を手錠と視察孔に何十日と吹きかけ続けることで腐食させ最後は関節を脱臼させて脱獄、札幌刑務所では床下に食器でトンネルを堀り脱獄した。1983年、吉村昭が事件を題材にした小説『破獄』を発表。同作や白鳥をモデルにした映画やドラマも発表されている。

反応