益田喜頓
昭和を代表するコメディアン。本名は木村一。芸名は三代喜劇王のひとり『バスター・キートン』からもじってつけた。コミックバンド『あきれたぼういず』のメンバーとして一斉を風靡、戦後、ピンになってからも映画を中心に息長く活躍した。ミュージカルの舞台にも度々出演し、特に『マイ・フェア・レディ』のピカリング大佐役、『屋根の上のヴァイオリン弾き』の司祭役は持ち役として知られる。歌手としても活躍し永六輔作詞・中村八大作曲の『娘よ』は大ヒットソングとなった。また、エッセイや短編小説など著書も数多く残すなど多才であった。
反応