筑紫哲也

TBSのニュース番組『筑紫哲也NEWS23』のメインキャスターとして知られたニュースキャスター。ジャーナリスト、朝日新聞社記者、雑誌『朝日ジャーナル』編集長、早稲田大学大学院公共経営研究科客員教授、立命館大学客員教授なども務めた。1989年からメインキャスターを務めた『筑紫哲也NEWS23』のコラムコーナー「多事争論」は特に人気が高く、社会派のニュースキャスターとして夜の顔となった。しかし、2007年5月14日放送の『筑紫哲也NEWS23』において肺がんに侵されていることを告白、治療を続けながら数カ月おきに番組に出演していたが、2008年11月7日、肺がんのため他界した。大変なたばこ好きであり、1日に3箱は吸っていたヘビースモーカーであった。2008年には、「テレビジャーナリズムの確立に多大の貢献をした」として日本記者クラブ賞を受賞している。ちなみに作曲家・滝廉太郎は大伯父にあたる。