西口彰

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裁判所の判決文で『悪魔の申し子』とも形容された、戦後の犯罪史に残る連続殺人犯。天性の頭の切れと弁才で、大学教授や弁護士などの身分を騙り、わずか77日間の間に計5人を殺害し強盗を繰り返した。当時、急速に発達した道路整備や自動車の普及を巧みに使い、警察の捜査をあざ笑うかのように西口は日本全国を逃走したが、最後は当時10歳の娘が指名手配犯の西口であることを見抜き通報。逮捕となった。当初、詐欺師として犯罪に手を染めた西口がなぜ連続殺人を犯していくようになったのか、その犯行動機については不明な部分もあり、西口をサイコパスと捉える意見も少なくない。小説家・佐木隆三は事件を題材にして小説『復讐するは我にあり』を執筆し第74回直木賞を受賞した。この小説はたびたび映像化されているが、もっとも有名な作品は1979年に公開された監督・今村昌平、主演・緒方拳の同名映画であり、当時の映画賞を総なめにした。

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