西田孝宏

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西田 孝宏(にしだ たかひろ、1957年4月14日 – )は、日本の柔道家(講道館8段)。

現役時代は軽中量級の選手として全日本選抜体重別選手権大会で4回優勝、講道館杯で5回優勝等の実績を残し、アジア選手権大会でも金メダルを獲得した。
現在は全日本柔道連盟にて強化委員会や審判委員会の特別委員、山梨学院大学柔道部総監督を務める

また、長女の優香は2010年の世界選手権大会で優勝し、長男の泰悟も全日本選抜体重別選手権大会や講道館杯へ出場・活躍した経歴を持つなど、柔道一家でもある。

福岡県大牟田市の出身。小学校2年生の時に周囲の友人が漫画『暗闇五段』の影響で市内にある角道場[注釈 1]に通い始めた事が羨ましく、自ずと興味が湧いて父親に入門を乞うたのが斯道に入るきかっけとなった。最初は入門を拒んでいた父親も3日間泣きながら頼み込む孝宏に根負けし、「絶対に辞めんか?」との問いに孝宏が「絶対に辞めん」と返すと、最後は「わかった、柔道衣を買ってやる」と許可してくれという
角道場での週6回[注釈 2]の道場通いも苦にせず稽古に打ち込んだ西田はメキメキと実力を磨き、「辞めたいと思った事は1度も無かった」と西田。道場内の昇級審査等では5~6人抜く事もしばしばであったという
なお、角道場は年齢に関係無く大人も子供も一緒に稽古を行うために自然と体格差に物怖じしない度胸が鍛えられ、後に高校や大学で自分より体格で勝る大柄な部員達と互角以上に渡り歩く礎が築かれていき、中学生になる頃には界隈でも西田の名を知らない者はいない程の存在になっていた

基本情報
ラテン文字 Takahiro Nishida
日本
出生地 福岡県大牟田市
生年月日 (1957-04-14) 1957年4月14日(62歳)
選手情報
階級 男子71kg
 

獲得メダル

日本
柔道
アジア柔道選手権
1981 ジャカルタ 71kg級
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