諏訪根自子

諏訪根自子│無料動画│showa 00419 m

美貌の女性ヴァイオリニスト。本名は大賀根自子。夫は外交官だった大賀小四郎。幼少時からヴァイオリンを習い、天性の才能を発揮、11歳の時には朝日新聞に「天才少女」として紹介されるほどであった。初リサイタルを開いたのは1932年、12歳の時で、「神童」の名をほしいままにした。その才能はベルギーの駐日大使にも注目され、1936年にベルギーへ留学、1938年にはパリに渡りヴァイオリンの腕を磨いた。大戦中も帰国せず、スイスで演奏会を開くなど活動を続けた。戦後、活動の場を日本に移すが1960年を境に第一線を退き、その後消息がわからなくなったこともありその存在は伝説となった。代表的なCD・レコードに『バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲』『バッハ』『ベートーヴェン』などがある。

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