野上弥生子

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99歳で天寿を全うするまで筆を持ち続けた作家。法政大学女子高等学校の名誉校長も勤めた。本名は野上ヤヱ。夫は夏目漱石門下の野上豊一郎。俳句雑誌『ホトトギス』にデビュー作を発表し作家活動をスタートさせると、以降、20年代の女性の生き方を描いた『真知子』をはじめ、第9回読売文学賞を受賞した『迷路』、権力者・豊臣秀吉と芸術家・千利休を対比的に描いた『秀吉と利休』、武田泰淳の『ひかりごけ』に先んじて食人という難題に向き合った『海神丸』、日本文学大賞を受賞した遺作『森』など文学史に残る名作を数多く執筆した。

反応