鈴木学 (レーシングドライバー)

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現在、全日本プロドリフト選手権(D1グランプリ)のMCをはじめとし、チューニング雑誌「Option」ではマカオちゃん名義で読者のチューニングマシンを講評する投稿コーナー『マカオちゃんが選ぶ HOT MACHINE CONTEST』を受け持つ。年に1、2回、東日本・西日本といった区切りで「超SPL」と銘打って有名サーキットで『今月のグランプリ』に選ばれたオーナーカーを試乗、講評する。MCではドリフトの解説などをしているが、当の本人はドリフトができない。

1992年にフォーミュラ・トヨタ、1993年にザウルスジュニアなどのドライバーとして参戦、後にPit-FM実況担当、テレビ東京ピットレポーターなどを経て、カッティングシートを使ったグラフィックデザイナーを本職として現在に至る

カッティングシートを使ったグラフィックデザイナーになるルーツはレーシングドライバーだった時代にある。当時からメジャーな手法だったペイントやスプレーではなく、マイナーな位置づけで見られていたカッティングシートを使ったドレスアップを提案した。以前の日本は質の良いシートが輸入されていなかったためか(のちに国内生産ができるようになった)、仕上がりが十分でないことがあった。

レーサーを引退したあともMC業やレビュアー業とならんでデザイナー業にも精を出すようになり、2003年には車体に貼るバイナルグラフィック専門会社、MSR(マナブ・スズキ・レボリューションの意)を立ち上げるまでになった。日本伝統の『和』のテイストを取り入れた流麗で美しいデザインは支持層を広げ、有名D1選手やチューニングショップのみならず、一般のオーナーにも施工するまでになった。バイナルは直接会社が施行するのではなく、トップシークレットやRE雨宮、さらにHKSやBLITZといった、鈴木と関わりの深いショップで行う。

鈴木本人もD1SL地方戦に向けてニューマシンである日産・180SXを製作。ガンメタ(ガンメタル)系を中心とした渋い色合いにオレンジの「FIREMASTER」が冴えるデザインとなっている。タイヤはアドバンネオバAD07。

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