青野武

アニメ『ちびまるこちゃん』のさくら友蔵(2代目)や『ドラゴンボール』のピッコロ大魔王や神様、『ゲゲゲの鬼太郎』のぬらりひょんなどの声で知られる声優、俳優、ナレーター。旧芸名は青野武士。青二プロダクションに所属した。声優デビュー作は海外ドラマ『ブロンコ』の主役タイ・ハーデンの吹き替え。以降、日本声優界の重鎮として、アニメや洋画、ゲームなど数多くの作品で活躍した。また、俳優としても活動し、NHK大河ドラマ『北条時宗』やNHK教育番組『このまちだいすき』などに出演、そのほか劇団芸協の主宰も務めた。2012年4月9日、2年余りの闘病生活の末、脳梗塞のため死去した。没後、第7回声優アワード「特別功労賞」を受賞した。代表作はほかに、アニメ『宇宙戦艦ヤマト』の真田志郎、アニメ『ビックリマン』のスーパーデビル、幼児向け番組『きかんしゃトーマス』のトップハム・ハット卿、ゲーム『ロックマン』シリーズのDr.ワイリーなどがある。